[4]目的地に行くのはなに(だれ)でしょうか?

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トンチではありません。

例えば、あなたが今、A町にいて、これからB町に車で向かおうとしています。

さて、問題です、ここでA町からB町に行くのはなに(だれ)でしょうか?

考えてみてくださいね、チクタクチクタクチクタク・・・

正解は?!

「くるまです」 → ブブーっ、不正解です。(もちろん、くるまもB町に行きますが。)

「わたしです」 → 正解です!!

はい、A町からB町に行く・・・つまり、行きたいのは、あ・な・た、ですよね??

もちろん、A町からB町に通じる道路は、北海道とかにある一直線でずっと遠く先まで続く道、ということは、ほとんどなくて、大都市やらでは、そりゃ、もう無数の曲線部や屈曲部が連続していますよね。

ですので、確かにA町から、最終的にB町に到達する意思をお持ちではあるのですが、先ずは、目先に見える交差点を右折あるいは左折する、といった所作から始まるわけです。

よって、ここでは、物理的に存在しているわたし達ですから、当然、最初の目標地点は、前行の例で言うならば、その交差点の手前まで、ということになります。

ここで大事なのは、その「交差点の手前」まで行きたいのは、車ではなくて、あなた、なのです。

そこを、自動車を運転する場合においては第一優先順にであることとして、いかなる場合も忘れてはなりませんし、他の存在が第一優先順に代わるなどといった優先順位が変わることはありません。

「そんなこと言ったって、車のサイズは人間のサイズよりでかいだろ、自分勝手に走っていいわけじゃないんだぞ!」と言われる方も出てくるかもしれません。

確かにそれはその通りです。

それじゃ、そんな常識人のあなたに質問します。

もちろん常識人のあなたほどの方なので、当然、補助輪なしの自転車には一人で運転して乗れますよね。

では質問です。

「あなた、自転車に乗っていくときに、その自転車のサイズって気にしていますか?」

もちろん、商店街など人通りが多い場所だと、ちょっと厳しいかもしれませんね、いくら自転車は車より小さいといったって・・・。

それなので、基本的には、ここでは道路交通法で例外的場面以外の基本的な状況で指定されている車道の左側端を走行するイメージでいてください。

ここでは、他の交通の存在は、あまり気にならない程度の状態であることとします(要は道路上に人や自動車が通行していたり、駐車車両もなく、さらには走行中の自転車も他にはないようなイメージです)。

まぁ、常識人のあなたからの回答としては、

「そんな、自転車のサイズなんて気にしないけれど・・・。」

というものだと思います。

そうなんです、自転車で走っていくときは自転車のサイズは気にならない、よって、上記「交差点の手前」まで行くのは、「(もちろん)わたし」って感じでイメージできますよね。

それじゃ、なんで車に乗ったら、車のサイズが気になって仕方がないんですかね??

もしかしたら、ただ単に車を走らせるために、ボンネットの角を気にして走ったりしていませんか?

なにが自転車と車との差分になるのでしょうか・・・??

といったところで、次の記事に行く前に、本記事をお手数ですが再度読み直してみてください。

それでは、次の記事では、その根本的な理由についてお伝えします。

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