[5]人ってスゴイ能力をもともと備えています

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あなたは自転車に乗るときに、何を考えていますか?

「えーと、何も考えていないかな・・・」

うーん、どうでしょうか、そんな言い方もできるかも知れませんが・・・

「昼ごはんのこととか・・・」

それもありますね・・・、

「約束に遅れたらまずいし・・・」

それもあるでしょう・・・、

「他の交通(他者や他車)を気にしているので」

・・・おっしゃる通りです。

それじゃ、自転車歩道通行可の標識のある歩道上を、あなたは自転車に乗って徐行しながら走っていたとしましょう。

前から歩行者が、この歩道上をこちらに歩いて向かってきていたとします。

そして、たまたまですが、両者の進路は同一直線上にある(つまり、どちらかが避けないと衝突する)ものと考えてください。

この歩道の幅は、十分安全に自転車で走行しつつ、余裕をもって歩行者とすれ違うことのできる幅があるものとします。

「それなら簡単だよ、歩行者に不安を与えないように十分距離を確保して、前もって同一直線上にならないように(歩行者を避けるように)進路を修正して、歩道上を徐行で走行しつつ、歩行者とやりすごすから」

正解です(だと思っています・・・たぶん、道路交通法の法解釈として間違っていないと思っています)。

それじゃ、この質問にはなんて答えますか?

「では、その歩行者に不安を与えないように十分距離を確保して、歩行者と車道との間にある空間を走行するために、その歩行者に何メールと前に自転車が接近した時、自転車のハンドルを何度切りますか?」

「いや、そんなの明確には言えないでしょ、だいたい、どうやって角度とか接近距離を測るの??」

正解です(だと思います)。

あなたは、どこかの教習所で普通車の技能教習で習った、「それじゃ、クランクでの曲がり方ですが・・・、道路の角に車のボンネット(今、そんな言葉で説明するのかな?)がきたら、ハンドルをいっぱいに車体が曲がる方向に切ってくださ~ぃ」的な自転車の運転なんて、しますか?

まさかとは思いますが、そんなことはしないですよね??

まぁ、わたし思いますに、いくらどれだけ自動車教習所の技能指導員が安全運転だの運転方法などについて美辞麗句を言っていても、教習生に対してこの説明をしている限りは・・・、正直なんだかなと思ってしまいますね。

わたしのお世話になった自動車学校の先生も、そういった旨をおっしゃっておりましたよ、他の自動車学校は技能試験のカンニング方法を教えているんだ、と・・・。

・・・いっ、いけない!、すみません!!

他人の批判をしないというのはビジネスの基本中の基本ですね、大変失礼いたしました。

では、少し巻き戻すと、少なくとも自転車運転中の場合は、例えば、障害物を回避しようとするとき、自転車のハンドルの切り角を気にすることなんて・・・ないですよね。

そうなんです、それは正解です。

では、この話と、さっきの検定の話、どう結びつくのでしょうか・・・?

それでは、次の話では、いよいよ本当にスゴイ話の中身を書きますね。

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