[1]はじめに

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当事務所の遺言書に関するサイトをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。

当事務所は、皆様の遺言書作成に関する支援業務にも力を入れております。

本サイトをご覧いただき、少しでも関心を抱いていただければという気持ちです。

本記事をご覧いただきまして、他の遺言書作成支援業務を提供している事務所等とは異なる、当事務所ならではのサービス(わたくしの目指している姿)について、ご理解をいただけますと幸いです。

それでもしも、何かお手伝いさせていただけるような事項がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせいただけますと幸いに存じます。

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わたくしは、行政書士という法律隣接職でありながら、兼業(複業)にて行政書士を行っております。

複業のもう一方はといいますと、とある会社にて移動体情報通信技術者(エンジニア)をしております。

つまり、元々は、法律を生業にしている者ではありません。

学校においても、法学部ではなく、工学部に在籍しておりました。

それなので、工学技術(科学技術全般)についても、法律と同じか、実はそれ以上に好きな側面もあるのですが・・・、ご縁あって現在、行政書士事務所を開業している次第です。

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行政書士なので、憲法、民法、行政法など、法律は一定範囲勉強をしておりますが、さりとて、もう法律の世界にどっぷりと浸かっていて、それで法律の世界は十分知っている状態です!

・・・という、根っから法律の世界で生きてきていたのかというと・・・それは少々異なります、と言わざるを得ません。

上記で移動体情報通信技術者でもあると申しましたが、わたくしのこれまでに手掛けている技術としましては、皆様が日常的にご利用のある機器をはじめとして、非常にユーザ(一般利用者)に近いところの技術やサービス開発を行って参りました。

技術の世界にいたといっても、技術の適用領域でいえば一番ユーザ寄りです・・・ということになります。

それなので、わたくしの頭の中では商品化のことを常に想像して仕事をしていた関係で、何かスゴイ技術があったとしても、それを利用するユーザの存在を忘れたところでの技術論が前提です・・・、という感覚なのです。

世の中には純粋に研究者と言われる方々もいます。

基礎研究から応用研究まで、狭い研究者の世界でも幅はあります。

わたくしの場合は、研究部門ではなく開発部門におりましたので、その研究成果を如何にして一般の商品化に適用していくのか・・・、という点が一番重要な視点となるわけです。

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法律の世界でも、大学教授の方のように、学問としての法律学を研究されている方もおられます。

ですが、行政書士の場合は、法律を用いた法務の実務家となりますので、そういった意味では、研究者と開発者との違い、みたいな対比に通じるところがあります。

このようなことから、行政書士を開業した際にも、一般のお客様への対応が第一であるという点を強く意識しています。

資格を取得するために法律を一生懸命勉強したのだから・・・という意識は全くありません。

よくある士業(弁護士、税理士、司法書士など、法律系の○○士という呼称の資格を、こう呼んでいます)の方のように、その士業にとっては手慣れている業務であっても、一般の方からすると、そう何度もあるような案件でなければ、なおさら丁寧な説明が必要だと思っています。

一般の方に法律や制度について大して説明もせずに、法律の専門用語のみを使って業務の説明をする・・・、といったことは絶対にないようにしよう、開業時にそう思ったものでした。

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お客様が世間の常識を出発点として考えても、十分ご納得いただけるような行政書士業務について説明をするのが、本当の実務法律家として担うべき視点だと、わたくしは考えております。

法律というと難解な言い回しというイメージがありますが、実際には、まさしく「言い回し」だけ、ということも多々あって、本質的には世間常識が法律になっている場合もありますし、逆に法律が発端となって世間常識としても認識が共有されている事項もあるように思っております。

まぁ、誤解を恐れずに言えば、自分たちは法律という、これだけ難しいことをやっているんだよ!という、ちょっとした業界の自己満足みたいなものなのかもしれません。(笑)

それは、科学技術の世界であっても、ある程度は似た話もあるなのかな・・・とは思います。

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もちろん、わたくしも街の法律家として、妥当かつ適切な法律上のサービス提供をするのは言うまでもありません。

わたくしには、連携している各士業様がいらっしゃいますので、わたしにとって頼りになる各士業の方々に専門的な部分はご相談や業務委託をするというバックアップ体制があることにより、行政書士としてフロントエンドに立ち、皆様にご満足いただけるような法務サービスのご提案とご提供をさせていただけます。

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さて、上記で申し上げましたように、複業で行政書士をしておりますので、実は会社員としての顔もあります。

会社については、もう何十年も同じ会社に勤務しております。

そういった意味では、単なる自営業者ではなく、組織に所属する会社員としてのマインドも十分有しております。

さらに、わたくしの勤務先はコンプライアンスについては非常に厳しく社員に対して指導がある会社ですので、わたくしもたくさん教育を受けて参りました。

このようなコンプライアンスの観点でも、皆様へのご対応につきましては、十分ご信頼いただけるように接することができるものと考えております。

まとめますと、

①親切丁寧な対応と説明をモットーとして、

②社会人経験(会社員経験)豊富な、わたくし自身の総合的なバランス感覚を勘案して、業務上の提案を行うことができ、

③そして他士業事務所との連携体制がありますので、その観点でも安心して業務をご依頼いただけます、

というのが、当事務所の特長となります。

どうか、皆様におかれましては、よろしくお引き立てのほど、心よりお願い申し上げます。

次の記事「[2]遺言書を作成するということについて」をご覧ください。