大変光栄なことに、本年6月初めに申請を実施した、小規模事業者持続化補助金(第8回)に当事務所の事業が採択されました!
当事務所は昨年の創業以来、一貫してホーム宅配(法務宅配)を主軸に営業を行って参りました。
・・・いえ、本当であれば、もっと地元事業主(社長さん)とお会いするなどをして、いわゆる顔(人脈)を広げていくべきところ・・・でございます。
ただ、やっぱり、人には得手不得手というものもあるようでして、どうも、当職の場合、小心者というか、ちょっと誰でも懐に飛び込んでいくかのように短時間で懇意になるというのが難しい側面がありまして(一対一だと全然問題ないのですが、いわゆるパーティー形式だと途端に気後れします)、それで、本当は事業主になったら、先ず真っ先にやらなければならないようなことに、結果として、これまで真正面から取り組んできていませんでした。
本当に、これは反省をするべきことです・・・、心からそう思っています。
ただ、たまたまですが、当職に対して天は(・・・というと、アレのようですが、当職は一切の団体と関係はございません)ポスティングの才能を与えてくださった・・・正確に言えば、ポスティングに関しては、実は負担感をそれほど感じないで続けることができました、という程度の話なのですが、そういった恩恵は受けているようではあります。
ポスティングというと、先ずは、出掛けなければなりませんが、幸いなことに、当職は腰が軽いので、直ぐに出かける気になります(といっても、もちろん面倒に思う日もあります)。
特に晴天ですと(真夏は逆に厳しいですが)、なんだかポスティングに出掛けないと、何か悪いことでもしているかのような気にさえなります・・・。
そして、当然ですが自転車での移動も苦ではありませんし、もうレトロ車になりつつあるとバイク屋さんで言われてしまいましたが、400ccのバイクで、それこそ、近隣区や隣接市に出掛けることは問題ありませんので、機動性は高いと思っています。
もちろん、乗用車で出掛けるのも好きです(渋滞は勘弁したいですが)。
電車、バスなど、交通機関も好きだったりします(タダの元乗り鉄と言えば、それまでです)。
といったことで、様々な移動手段を使って移動すること自体は全く苦になりません。
それから、ポスティングをすること自体ですが、こちらは、もう慣れました。
本当に、最初は心のさざ波がすごかったんですが、ある時、割り切りました。
要するに、お客様が当事務所のチラシにより当事務所を選択いただくのと同様、当職もポスティングの際に、アプローチするべきお客様を選択する立場にある、と、悟った時からでしょうか。
もちろん、どちらかというと正確に言えば、アプローチするべきでない方(≒ご縁のない方)についてはスルーする、というイメージです。
契約自由の原則に従えば、これは人間社会の根本的な出会いの一種というべきでしょう。
それ以来、ほとんど、何も感じなくなりました(否定的な感情も一瞬で止み、そして、その反対に何も感動もしません)。
唯一、ポスティングで伺った先で、その御宅の方や子供さん達から、有難いお声がけをいただきますと、とても嬉しく思ったりする程度です。
あと、おそらくですが、何と言っても、当職のコレクター癖が露見して、ここではプラスに作用しているように思っています。
プラスの作用とは、つまり、ポスティング配布済地区に関して、ネット上の地図で色塗り投入することです。
まぁ、これが最大の自分へのご褒美と達成感、ということになります。
他にも、当職固有の好作用はあるのですが、そこについては、ここでは省略いたします。
といったことで、前置きな大変に長くなりましたが、ポスティングは当職にとって有用な営業ツールとなっています。
さすがにこれ、テレアポイントメントや訪問販売的な作業ですと、ちょっとメンタルやられそうです。(汗)
なので、チラシを投函させていただいて、まぁ・・・ほとんどのチラシの場合は、そのままゴミ箱行きになってしまうものと思われますが、幸運にもチラシが目に留まって、もともと課題意識をお持ちのご家庭より、当職のことを気に入っていただけた場合は、ご連絡をいただける・・・という流れで想像しております。
この反応率は、正直申し上げますと、正規分布で言うところの3σ以下の割合です。
でも、これは当職の手法に著しく問題点があるということでもないようでして、ものの本によれば、まぁ、そういった反応率ということらしいです。
もちろん、世の中はネット社会ですのでSEO対策が大切ということは(そんな、世の中にゴマンとあるようなSEO対策会社から入れ知恵されずとも)、当職は重々承知しております。
ただ、おそらくですが、遺言・相続分野に限って言えば、その対象マーケットの方々としては、従来のアナログ手法(チラシのポスティング、新聞折込広告又はこれに準じた配布手段、その他出版媒体)による当事務所の訴求の方が、未だ受け入れられやすいようには想像しております。
心情的に、自宅近くの事務所に依頼したい(その方が何となく安心)というのは、偽らざる事業者選択の動機だと想像しています。
当職ですら、自宅の外壁塗装については、同じ金沢区内か追浜地区の業者さんに依頼しようと思っていたぐらいですから・・・。
それは、潜在的に、大手=安心だが広告費用等が上乗せされているかも?!ということで、それであれば、地元の会社さんに依頼した方がいいのではないか、という方向性になる、という心理が働きました。
もちろん、それは、依頼したい外壁塗装の業者さんの良し悪しについてなんて、全然、当職は知見がございませんため・・・。
おそらく、行政書士事務所に限らず、だれか士業者に遺言・相続を依頼したいとなったときに、そういった観点で事業者選択をするものなのではないでしょうか・・・。
といったところで、上述のような点を、つらつらと、応募書面にまとめて書いて補助金申請をしてみたものでした。
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ありがとうございました。