「これ(遺言書作成)はプロにお任せしてよかった!」

先日、遺言書作成についてご依頼をいただいたお客様のお言葉でした。

ご自身で遺言書を作成をしたい!という方もお出でかと思いますが、様々な観点での考慮の必要性を考えると、他人に依頼するのも大切なことかと思います。

もちろん、自分で勉強して挑戦するメリットは多くあります。

ですが、法律を本当に理解するためには、時間をかけて、法律に対する考え方から勉強しなければなりません。

そうなると、もうちょっと手っ取り早い方法としては、自分の状況に合わせた文例を探して作成する、という方法が多くなる可能性はあります。

・・・ただ、もしかすると、細かい適用条件が本当に同じなのかどうか、そこは自己責任となります。

遺言書の最も難しいところは、その遺言書が実際に用いられるシーンとは、遺言者の相続が開始されてから、ということかと思います。

当然ですが、そういった状況になってしまっては、もう、その遺言書を修正変更することはできません。

ここまでは、一般論として、平生、当職もご案内しているところではあります。

本記事では、またちょっと違う考え方を述べたいと思います。

遺言書を作成する際に、これまでの自分の状況の棚卸や総決算といった作業が伴います。

その遺言書を作成する際に、もちろん、遺言者本人の意思が大切であるのは言うまでもないことなのですが、そこを家族や親族ではない第三者と会話することによって、客観的に自己を見つめる機会を設けることができる、という点もあると思います。

それは必須要素というわけではありませんが、それでも、第三者と会話することによって得られるメリットもあろうかと思います。

行政書士は書類作成を主としている職業ですので、必ずしもカウンセラーと言った立場ではないのですが、その書類作成に向けたご相談を通じて、内心で自分に対して問いかけをする、という点の効用を強調してみたいと思いました。

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ありがとうございました。