先日、野島橋付近の見通しの悪い交差点、という内容で投稿いたしましたが、実際に走行してきた状態に近い画像をお見せして、再度、コメントをさせていただこうと思います。
(まるで、自動車関連のユーザ組織の会報誌で掲載されている運転危険予測みたいですね。)
これをご覧いただくと、要するに交差点の端から10mの見通しは得られない、ということが容易にわかっていただけると思います。
交差道路側には一時停止の標識がある旨は先日も書きましたが、それは単に一時停止があるだけであり、その先の運転行動としては、一時停止の無い側の交差道路(つまり、写真の見える位置から直進をする場合)に優先権があるということではありません。
もっとも、一時停止をした側は、その一時停止後に発進をしますから、結果として、そこで安全確認をするなどして低速で交差点内に進入しますよ、ということになると思っています。
そうです、教習所で習った、鉄塀とか植栽で造られている見通しの悪い交差点の通行方法そのものですね!
それが、どういうわけか、「オレの進行方向には一時停止の標識はない」→「(見通しの悪い交差点であるにも関わらず)交差道路には一時停止の標識があるのだろう(だから、その道路の車両は止まるはずだ」→「それなら、オレは注意して走行しればいいんだ」という、ちょっと思慮の足りない思想(仮に、人によって表現はさまざまであったとしても、ドライブレコーダーや走行状態を動画撮影していれば、そういった指摘を受ける合理性があると判断されるような速度での進行は変わりませんね)により、実際に自動車を走行させている、という事象が散見されております。
横断歩道も、交差道路の建物の陰から出てくるかもしれません。
ランニングしている人が万一出てくるとか、子供の自転車が出てくるとか、あるいは、歩行困難者用の車両が出てくるとか、まぁ、いろいろと危険はあるように、わたしには思えますが・・・。
よって、当然のことなのかもしれませんが、当職の場合は、横断歩道の手前で少なくとも安全に停止できる程度の速度で走行いたします。
地元の方であればご存じでしょうが、この撮影位置の道路左手側には商店が並んでいます・・・実は買い物客もいたりするので、まぁ、最徐行ですね。
実は、この道路、以前は路線バスが走っておりました。
わたくしが知っているのは、金沢八景駅から夕照橋を回り野島内を走行し、野島橋を抜けていくルートです。
わたしと同世代の野島出身者に言わせると、子供の頃、そのバスは両方向同じルートだったそうです。
つまり夕照橋からの道は現在は一方通行ですが、その通行規制はなかった、ということになるようですね。
それなので、結構、渋滞していたそうです・・・それはそうでしょうね、バスのすれ違いですからね・・・。
といったことで、日本中、こうした交差点は至る所にあると思われます。
どうか、教習所で習った走行に一度立ち返って車両の運転をされると良いのではないでしょうか。
ちなみに、誤解のないように記載いたしますが、当職は、自動車運転の原理原則という観点では教習所の教習内容は不十分だと思っておりますが、道路交通法令に従った法規走行の部分については、これを具体化した走行手順の教習という意味で十分だとは思っております。
こちらの記事で、運転についてアレコレ考察しておりますので、宜しければご参照ください。
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ありがとうございました。