[3]声楽業界に関する問題

わたしについて

とはいえ、実は、あんまり声楽ですと、そういった方(声楽科を出ていないようなのだけれど、プロの声楽家として演奏活動されているような方)を拝見することは少ないのかな・・・という気もします。

それは、残念なことではありますが、もしかすると、そういった声楽家として世の中に船出するルートがそもそもあるのか、という、いわば制度的な側面以外に、実は、下記のような要因が考えられるのではないか、と、わたくしは思っております。

第一に声楽発声法や声楽曲がポピュラー(一般的)ではないこと、第二に声楽演奏は真に人を感動させる要素を現在は欠いてしまっているのではないか、ということを挙げます。

第一については、要するに、カラオケは誰しも一回はしたことがあるかもしれませんが、声楽なんて、声楽曲を歌うどころか、一般の方はコンサートすらいかないですよね?!、ということで、少なくとも実状の証明材料としては十分であると考えます。

第二については、例えば、プロスポーツやアマチュアスポーツ(ただし、全国大会レベルなど)については、人々は感動することは多いと思います。

こういった要素が、今の声楽演奏に本当にあるんですか・・・??という意味になります。

★[4]勝手に歴史的な推理をしますに続きます。

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