金沢区の産業振興センターにおいて、行政書士会の磯子・金沢支部定時総会が開催されましたので、参上いたしました。
行政書士開業指南サイト様の記事や、先輩行政書士の方々の開業指南記事(書籍)を拝見しておりますと、先ずは開業したら近隣の先輩行政書士への挨拶にまわること、というご指導が書かれております。
わたしの場合は、複業をしているので、もしも以前であれば平日中にお伺いするということは、複業先に休暇申請をしなければなりませんので、若干面倒なことではありました。
コンプライアンスを前面に出していますので、年次休暇であれば基本的に申請通りに付与されるわけですが・・・。
昨年より、社会情勢の急速な変化に伴い、いわゆる在宅勤務(テレワーク)が完全導入されました。
今も、政府より法律に基づいた宣言や措置が発表されておりますが、そういった社会背景もあって、以前であれば、在宅勤務はライフ・ワーク・バランスの一環として会社が従業員に付与していた、という色彩が濃かったのですが、現在では、むしろ会社側からの指定により、在宅勤務を実施するような色彩が濃くなっております。
さらに、これと同時に勤務時間について、コアタイムが設定されていないフレックスタイム制度に変更されました。
フレキシブルタイムが設定されていますと、そうはいっても、官公署の窓口開設時間帯にコアタイムが重なることになりますので、そういった意味では、わたしにとっては、とてもありがたい状況になりました。
これらのようなことから、わたし自身も自宅から通勤のために出かける必要はなくなり、また地域の方々への行政書士業務の提供も、より一層、やりやすくなります、ということになります。
さて、話を元に戻しますと、本日は、わたしの所属している磯子・金沢支部の定時総会が産業振興センターにてあります、ということで、金沢シーサイドラインにて往復して参りました。
上述のように、わたしの在宅率は高くなったわけですが、反面、直接、先輩行政書士の事務所をご訪問して、ご挨拶をさせていただく・・・といった機会を申し上げてよいのやら・・・というジレンマもございましたので、事前に支部長の先生にご相談をさせていただいたうえで、参上することといたしました。
先日、行政書士会入会式の研修でも訓示がありましたように、先ずは2,000枚の名刺を配りなさい、それは見込み客の方々だけでなく、同業の行政書士の先生や、他士業の先生についても同じですよ、ということでしたので、これを実行した方がよいと思った次第です。
わたしの事務所は、金沢区の野島、というところにありますので、近隣の方であれば、あぁ、あそこね!ということで、少しでもお話をさせていただくきっかけになります。
それから、以前の投稿にもありますように、わたしの名刺の写真は蝶ネクタイ姿にしておりまして、もしかして声楽家なのという反応もいただき、あっ、経歴的にはエンジニアなんですが、歌もやっています、ということで、こちらについても、お話をさせていただくきっかけとなりました。
それから、大先輩の行政書士の先生からは、幾つか貴重なアドバイスをいただくことができました。
もしかすると、以前の社会的な慣習であれば、総会後の懇親会においてお話を伺うような内容なのかもしれませんが、事務所経営のヒントとなる点につきまして、ご指導をいただくことができました。
既に他士業として、あるいは他の事業を営んでいる方が、行政書士としても活躍されているようなケースであれば、事業主として必要な経営スキル、それから、これらの事象を通じた知見が活かせると想像しておりますが、わたしの場合は、単純に会社員をしていた者が行政書士としても社会参加をさせていただきたいということですので、ある意味、素人からの挑戦、といった状況でございます。
動画投稿サイトとかの動画を拝見していますと、行政書士の場合は、本当に何もないところから市場参入するのは難しい(このためなのかどうか、実際は別として、しかし試験合格のハードル自体は士業といわれる資格の中では一番取得しやすい)、ということも言われておりまして、そういった部分があるからなのか、そこはわかりませんが、先輩行政書士の方々からの激励が本当に有難く思うところでございます。
当事務所も、行政書士会、それから地域の方々に、行政書士業務を通じて貢献をして参りたいと思っております。
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ありがとうございました。