自動車運転と運転免許について

自動車の運転については、実は結構いろいろと勉強や技能向上を図ってきていました。

初めて運転免許を取得したのは、高校1年の冬休み直前の試験休み期間中でした。わたしの通っていた高校は、その少し前に流行した「三ナイ運動」といった話とは無縁で、免許取得自体には何ら制約はありませんでした(もちろん、登下校の利用は禁止でした)。

子供のころから自転車に乗って遠出もしていましたし、移動することが好きだったので、16歳にもなれば原付免許を取りたい、ということで念願かなった次第です。

その後、免許証には幾つか免許種別の欄があり(当時は、免許種別毎に「0」「1」が表示されて、免許有無が表示されていました)、他に16歳で取得可能な免許と言えば、小型特殊免許(小特)と自動二輪免許(当時は、まだ普通と大型には区別されていません)がありました。

自動二輪は教習所に通わなければ取得が難しいように思いましたので、高校2年の時に小特を取りに運転免許試験場に行きました・・・ここでお気づきの方は「もしかして、フルビッター(全運転免許の取得)を目指していたのですか?」と思われるかも知れませんが、「はい、そこは視野に入れていました」という感じです。

大学に入学することが決まった直前の3月に、急いで普通免許を取得するために自宅近くの自動車教習所に通いました。

当時は、救急救命のための講習や高速教習も任意でしたので、今とは様相が随分と違っていたように思います。

それから、大学2年の時に中型限定の自動二輪を取るため教習所に通いました。

ここまでは、まぁ、よくある話だと思いますが、ここからが話が展開していきます。

わたしは大学生の時に合唱団に入っており、その定期演奏会のパンフレットに広告掲載をしてもらおうということで、街中の担当地域を一軒一軒回っていました。

そうしたところ、街中なのに自動車学校の看板が出ておりましたので、これは何だろうと思って事務所に入れていただいたところ、よく暖房の利いた部屋に老齢の校長先生と事務員の方が控えておられました。

合唱団としての広告出稿の話は軽く避けられて(オタクの大学からは、あまり来ていないからね・・・と、確かにもっともなことを言われて)、ただ、もしも車の運転に自信があるのだったら、一度、その腕前を見てあげるからウチに遊びにおいて、といった旨言われいました(「遊びに」といっても、それは「時間制教習を有料でやってあげるよ」という意味だったようなのですが、まぁ、若かったので、その老獪なニュアンスを理解できず・・・)。

詳細は省略しますが(実は、こちらも書こうと思えば本一冊が書ける程度の話になりますので・・・いえ、物語的ないきさつのような内容ではなくて、本当に必要な自動車運転の技能と心の持ち方、という趣旨になります)、そこで、その後、大変お世話になった副校長先生(前述の校長先生の弟で、その方も、もう「ちびまる子ちゃん」の「おじいちゃん」のような老齢の方だったのですが、ホント、野武士というか、仙人のように、自動車運転を教えてもらいました)と出会い、その後、学部生のうちに、その自動車学校で大型免許、けん引免許を取得しました。

今は10トン車で大型免許は教習しますが、その時代は政令大型には該当しない6.5トン車での教習でした。「今でも(大型車などは)運転できますか?」と言われますと、「はい、ここ数十年(大型車は)運転していませんが、奥義は徹底的に体得していますので、運転は問題ありません。当然ですが、けん引バックもできますよ」とお答えできます。

さて、大学院に行って、念願の普通二種免許を取得しました。

当時は公認自動車教習所では取得できない時代でしたので、場内試験のみでしたが、運転免許センターのコースを走ること10回ぐらいでようやく合格しました。

凍てつく国道を二輪車で運転免許センターまで行って合格したことを思い出します。

ある時の検定では、ようやく発着地点に中止をせずに走ってこられたか・・・といったところで、最後、車の駐車位置がポールから規定距離離れていた(30㎝以上でしたか、確か・・・)とのことで初めて減点超過になり不合格になるなんていう、メチャメチャ悔しい不合格も味わいました。

この普通二種免許に合格するために、この自動車学校には何回も通い、また自分自身でも様々な練習を行ったのですが(大学に通っていたんだよね?と言われれば、その通りです・・・いちおう・・・)、本当に駐車ブレーキのかけ方とエンジンのかけ方を除いては、徹底的にご指導いただいて直しました。

そして、就職後に、大型特殊免許を夏季休暇を利用して取得しました(中折れのホイールローダーだったので、若干怖かったです)。

それから、大型二輪免許の公認免除が始まりましたので、こちらは当時住んでいた近くの教習所で取得しました。

まぁ、二輪であれば、上述の自動車学校のような特色のある教習指導に及ばないとしても、それほど劣化版でもないかな・・・とは思ってのことです。

そもそも、上述の自動車学校では、大型二輪の指定前教習をやる気もなかったようですので・・・。

しばらくして、大学時代に大変お世話になった自動車学校(上記)が廃業したことを知りました。

おそらく、経営者だった校長先生や副校長先生がご逝去されたのかもしれません・・・。

さらに月日が経過して、大型二種も自動車教習所で公認教習ができるようになりました。

実は、大学院時代にバスの運転についても習っていましたので(一度、運転免許センターで受検した際には坂の頂上部でエンストして発着点に即お帰り、という結果になりました・・・以来、受検することなく社会人になりました)、バスの運転方法を習うというよりは、単純に運転免許試験場に平日に仕事を休んで行くのも大変なことですので、その実地試験免除を目的として通いました。

昔の自動車教習所によくありがちな雰囲気と違って、多くの技能指導員は親切丁寧な教習をしてくださいました(でも昔流儀の教習をする方も、ごく少数ではありましたが、いらっしゃいました)。

ただ、教習内容自体は、まぁ・・・ごく普通の自動車教習でしたので、正直言ってしまいますと、あれで大型二種免許を実地試験免除で取れても、バス会社採用後に別途社内教習が要るというのは確かにそうなんだろうな・・・という想像はしています。

ちなみに、そこでの場内教習中に技能指導員から「普段、大型車に乗っておられるのですか?すごく場内外周のカーブの曲がり方とか上手なので・・・」と聞かれたのですが、「いえ、別の職業なので普通車ばかり運転しています・・・」というやりとりもありました。

このようなところで、また、いろいろと書いてしまいましたが、現在は残すところ技能免除では取得できない、大型特殊二種とけん引二種が未取得で残っています。

近いうちに運転免許証自体がマイナンバーカードと統合されるというニュースも流れていますが、その前にフルビット運転免許証(でも、もう新普通免許と準中型免許の記載は免許返納でもしない限り埋められませんが)を手にしたいとは思っています・・・。

けん引二種免許の方向変換では、上述の副校長先生と約束した通り、一発で方向変換を決めてみたいと思っています・・・。

もしも、本投稿記事をご覧になってご興味をお持ちになった方がおられましたら、事務所までご連絡ください。

相応の指導費用と実費等は頂戴いたしますが、日本中探しても他で誰にも聞くことのできない本当の自動車運転技術(それも、安全運転に直結し、必ず技能向上に資する技術)を、プロアマ問わず(さらには運転免許取得前の方々を含めて・・・非公認自動車練習所での教習となりますが)、わたしからお伝えさせていただくことはできます。

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ちなみに、目指す方向性ですが、「如何に疲れずに、周囲に交通と調和して運転できるか、そのために、根本的に必要となる運転スキル」をお伝えすることになります。

逆に例えばですが、「人よりもうまい運転を目指したい」とか、「サーキット走行的な走り方を目指した」といったようなイメージではございません・・・。

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ありがとうございました。