個人的には、大変我が意を得たりと思った書籍がございましたので、ご紹介させていただきます。
わたくしの場合、会社員を長くやっているわけですが、当然のことながら、仕事に必要な事項については基本的に会社側で教えてもらえることとなっております。
その対極にあるのが自営業だと思います。
自由であって、自分が思うようにビジネスをして良いのですが(当然、法令の制限には抵触せずに)、しかし、それ以上のことは、誰も教えてくれることはありません。
会社員経験は長いので、ある程度のビジネスで求められるスキルは身についているとは思っていますが、ごっそりと抜けているのは、開業者マインドだったりします。
そうですよね、会社員の場合は徹頭徹尾、会社の看板で仕事をするわけですから・・・。
よって、まぁ、多くの場合代えが効きますし(つまり、わたくしでなくても他の者が業務をできるわけですし、それができるような体制にしておかないと会社の安定性を欠く、というように言われてきました)、あんまり独自色を出すというのは好まれないという方向性になります。
一方で開業者の場合は、基本的にお客様との相対的な関係で業務を行いますので、お互いが合意していればそれで何も問題は無いということになりますね(まるで民法の教科書のようですが)。
ただ、当然のことながら、一般化している領域であればあるほど、その一般的な認識に沿って対応しておきませんと、あれ?この人、大丈夫なの??という意図しない反作用を受ける可能性はございます。
それで、本のご紹介をいたしますが、内容は、開業者の方(特に、行政書士を開業したての方)には、ぜひ読んでいただければと思っております。
わたくしが何についていいなと思ったのかと言いますと、以前の投稿で申し上げましたように、わたしは若い時から、自分の小遣いで支弁したくなるモノやサービスというのが、先ずは大事な要件なのではないか、ということを、ズバリ書いてくださっていたからです。
わたくしのような、泡沫の開業者ではなくて、その道で一定の成果を上げておられる方だと思いますので、そういった方と同じ目線の話をしていたのか、という点が少々嬉しくなったのでした。
また、士業者は気高い傾向があって、自分から見込み客にアプローチするのが苦手な人が相対的に多いといった主旨の記述もあり、こちらも、以前のわたくしの投稿で申し上げた通りであって、その是非はともかく、まったく士業とは関係ない(例えば、過去に士業開業したとか、そういったレベルの意味です)であろう著者からしても、このような印象を持つのか・・・と、ちょっと、こちらも感じ入ったものでした。
・・・どうも、ありがとうございました。
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ありがとうございました。