こちらの記事も、お客様向けというよりは、同業者向けへの情報かなって思っています(しかし人の事務所の記事を喜んで読んでいるなんて、暇人ですね)。
当事務所の電話とネット構成図を上図に掲げました。
ごく一般的なやりかたですと、自宅回線と携帯電話回線が独立してあり、ファクスはネット契約で済ます、という方法があるかなと思います。
今どきですとファクスの必要性すら薄い場合もあるのかもしれません。
固定電話番号は、やっぱり今でも重宝する場合があるとは思います。
それから、事務所用回線を取得して(新たに加入契約するか、光回線に追加番号するか)、携帯電話に転送するという方法です。
必要によりファクスをネットで追加するなどの方法があろうかと思います。
この方法のメリットは、なんと言っても外出中でも電話をそのまま着信できることでしょうか。
ただ、開業当初のデメリットとしては、転送電話サービス料金が高額であること、それからその転送電話の通話料が一番高いことです。
それを上回る売り上げがあれば無論問題ありませんが、最初はどうですかね・・・ということと、業務ではない、あるいは業務に直結しない電話についても転送電話の通話料を支払う必要があることです。
これは正直痛いのではないでしょうか。
当職は、この点を懸念しました。
そして得た解が上記の構成図です。
これですと、事務所の固定電話は実質的に着信専用です。
ただし、固定電話に着信した際に、発信者が発信番号通知をしてきた場合は、その着信時に電子メールとして電話番号がメール送信されます。
この電子メールは、実際に電話を取らなくても連絡が来ることが最大のミソです。
よって、外出時に事務所の固定電話で応答できずとも、その電子メールがほぼ1分後には着信しますので、この電子メール(複数宛先に同報できます)受信時に携帯電話の音が鳴るようにしておけば、ほぼほぼ数分以内には折り返し電話が可能になるというわけです。
もっとも、発信者番号通知がOFFの場合は折り返し電話はできません・・・が、これは、転送電話にしていても同じことだと思います。
そして、あとは、これは当職ならではの観点ですが、発信者番号通知を固定電話についてはしたくない、という方もいると思っています。
光回線の電話サービスには、番号通知お願いサービスを付けられますが、いずれにせよ月額固定費用が更に追加されます。
一方で携帯電話の場合は無料なんですね(基本サービス内に含まれます)。
よって、まぁ、固定電話への着信で発信者番号通知がOFFの場合は、まぁ、相手の方も折り返し電話は期待していない、というように割り切りました。
携帯電話の場合は、変な話ですが無料というのもありますが、それほど違和感はないと思っています(加入時に発信者番号通知はONですし)。
以上より、オプション料金としては、①着信お知らせメールで100円、②ダブルチャンネルで200円、③追加番号(2番号)で200円となっています。
複合機のファクス部分に関する電気代は少々発生しますが、ネットファクス料金(最低でも月1,000円程度かと思っています)よりも低額であり、さらに携帯電話は通話定額に加入していますので、事務所からの発信は常に携帯電話より行っております。
これであれば、まぁ、開業当初のそれほど売り上げの立たない期間であっても、事務所経費を圧迫はしないだろう・・・という見立てをしております。
それなりにレアなオプションサービスに加入しておりますが、もし何かのご参考になれば幸いです。
なお、上記光回線サービス関連につきましては、当事務所ではなくて、ご加入の電話会社様に詳細はお尋ねくださいませ。
お問い合わせはこちら↓からお願いいたします。
ありがとうございました。