遺言書作成講座を開催します

当職は、金沢区の生涯学習事業の一環で、街の先生に登録をしております。

遺言相続という分野にしておりますが、こちらの関係で、この度お時間をいただいて遺言書に関する講座を開催することとなりました。

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2023年9月7日(木)13時30分〜16時

大道コミュニティハウス(金沢区大道小学校敷地内)

要予約(※予約は8月12日(土)午前9時開始)

◎当日所定の受講申込書への記載が必須要件となります。

※士業者など業界関係者は参加できません。

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遺言書作成というと、基本的にはハードルが高い作業となります。

そのハードルの高さという意味は、遺言書とは、その遺言書作成をした方が亡くなってから初めて効果を発揮するという位置付けになるからです。

つまり、その時点でご本人は死亡していますので、万一、書き損じがあったとしても、もう一切訂正をすることはできない、ということになります。

なので、ある意味、絶対に間違えてはならない証書を作成する、ということになるわけです。

しかも、いくら内容が妥当であったとしても(そう思っていたとしても)、その内容を審査するのは第三者になりますので(ここがポイントです)、いわゆる楷書体で丁寧に書いていなければ、その通りに読まれない可能性が高くなるというわけです。

昔のように筆文字で各文字がくっついて書くのが書体として美しいかのように思われていた時代とは異なり、現代は、基本的に活字体(明朝体など)が標準となっておりますので、そうした崩し文字により不適と判断されるリスクが高くなっています。

そうした他人に見せる文章、という点を意識して作成していただく必要があるわけです。

・・・と言ったところを、いくら言葉で説明したとしても、それを理解できるかどうか、いざ、遺言書作成を目前にして、法律+社会的な観点で妥当とされる書面を作成できるのかどうか、という意味では、これを実際に作業してみないとなんとも言えないのではないか、という点を体験していただきたい、というのが主旨となります。

当日は、遺言や相続に関する一般的な制度等の説明(エンディングノートの活用も含む)、それから、遺言書作成に関する説明、さらに今回特別に遺言書作成の「練習」をしてみよう、という企画になります。

あくまで「練習」ですので、この講習会で作成した遺言書の練習案を、そのまま封筒に入れて遺言書とされないよう、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

受講料自体は無料ですが、当事務所所定の受講申込書への記載が受講の必須要件となります。

お問い合わせは、当事務所までお願いいたします。