町内会様へのご提案(無料遺言書説明会開催)

いきなり冒頭から余談なのですが、今日の午後、2カ所の行政書士オンラインミーティングに参加いたしました。

そのどちらでもなのですが、偶然にも、「ワタクシ行政書士になった(=開業した)んですが、ほとんど受任契約が取れていないんですよね~」とおっしゃっている行政書士の方がおられました。

そういえば、当事務所も開業より早いもので10か月が過ぎました。

未だ1年は経っておりませんが・・・本当にいろいろなことがありました。

もしかしたら、開業後同時期経過の行政書士と比較して受任件数は少ないかもしれませんし、このように申し上げてよいのかわかりませんが、未だまだ売り上げ面でも改善の余地が沢山あると思っています。

・・・が、上記のようなセリフは、当職は開業後三か月以内に思うことは止めました。

小売店であれば、否が応でも前面道路を通行したり、その通行した人からの伝聞で、その小売店開業の事実は地域に伝播するとは想像いたします。

が、行政書士事務所の場合は、よっぽど巨大な看板を事務所に出さない限りは、早々は気づかれません。

仮に気づかれたとしても、「行政書士事務所って何やってんの?」と一瞬気を止めてもらえたとしても(それですらラッキーなことなのですが)、1秒後には脳裏から消え去ることでしょう。

要するに、その程度の存在だと思っています。(笑)

今日日、弁護士とか、法律事務所や法律のプロを名乗れるような資格で開業されている方でさえ、黙っていても依頼者からアクセスしてくるような時代ではないと言われておりますのに・・・。

といったところで、当事務所の場合は、近隣の皆様に先ずは存在を知っていただこうということでチラシ配布からスタートさせて、なんとか、大変にありがたいことに業務のご依頼をいただけた・・・といったところではありますが、その営業コスト(時間もコストのうちとして算出します)から考えますと、本当に、時給幾らでしたか?ぐらいのレベル感ではあります。

それでも、チラシを万単位で配布すれば1件ぐらいは受任できるチャンスがあろうというものです。

それを、何を血迷っているのか(≒士業なのだから資格名で依頼者が来るだろうとか、俺はそんなところまではしたくないとか、まぁ、言い方はどうでも良いのですが、要するに努力という努力を大してやっていない又は全くやっていないという気概のことを指しています)、初受任をどうやってしたらいいでしょうかね、なんて・・・ホント、士業事務所どころか、飲食業など、もっともっと大変なビジネスモデルの中で経営されている方々に、本当に失礼なのではないですか?(少々表現はきついですが・・・)と、内心思ってしまったものでした。

まぁ、それ以上改善が無かった(アクションを何もしなかった)場合は、現状維持で、一向にお客様との出会いが無くて廃業・・・なんてこともあるかもしれないというところを、当事務所もなんとか人海戦術(人は当職のみですが)によりエコシステムを構築しようと努力しているところではございます。

さて、ここからが本題です。

当事務所では、先日の投稿により、金沢公会堂において無料の遺言書説明会を開催することをご案内いたしました。

しかし、当事務所の本来的な使命の位置づけとしては「地域貢献」を掲げております。

ここで地域の設定が金沢区規模なのか、隣接区市まで拡大するか、という感覚もありますが、一方で地区単位までクローズアップして考えるという方向性もあるかと思っています。

実は、これまで町内会館の場所について、一定の情報を得られないものか・・・と思っていたのでした。

確かに、金沢区内の各所にチラシ配布でお伺いした際に町内会館を見かけたことはありましたが、その時は、町内会館用の案内資料を作成してお持ちしておりませんでしたので、各戸への配布用資料を念のため投函させていただいておりました。

が、それでは、正直、仮にそのチラシを目にする方がおられたとしても、何ら反応をされる機会もないだろう、というように考えました。

もっとも、再度金沢区内を隈なく探訪すれば良いではないか、という考えもあるでしょうが、さすがに数か月(半年以上)かけて巡回した地区を、そのためだけに再訪するのは正直辛いかなといったところです。

そのように思っていましたところ、昨日の「データdeかなざわ」の地図に町内会館の所在がプロットされていることを知りまして、俄然やる気に満ちてきました!

・・・といったところで、思い立ったが吉日ということで、昨日、急ごしらえで提案書面、それから回覧用チラシ原版、封筒印刷などを仕上げまして、本日午前中に区内約20カ所の町内会館(町内会様)に資料配布(投函)をさせていただいたものでございます。

誠に恐れ入ります、本当にありがとうございます。

当職といたしましては、当事務所にお越しいただくとか、本当は金沢公会堂を軸足にて説明会をしようとか、そういった類の思想は持っておりませんで、常に、お客様のご都合のよろしい場所(遺言書作成であれば、通常はご自宅かと思います)に伺いして、全てご自宅にて法務サービスを完結させる(一点だけ、公証役場でのお手続きだけは、ご都合のよろしい公証役場にお出でいただく方向性にはなりますが・・・もちろん、公証人手数料は割増とはなりますが、公証人の出張を打診する方法もございます)ことをベースにお客様への役務(=サービス)ご提供をさせていただきたいと常々思っておりましたので、その実現の場として、各町内会館へ当職がお伺いして無料で遺言書説明会をさせていただきますよ、という旨のご提案を実施したところでございました。

もちろん、無料でと申しましても、町内会館の利用手配と、町内会員様へのご案内(=回覧板などでの連絡)は各町内会様にてお願いすることをイメージはしております・・・が、基本的に町内会館であれば各町内会所管と思われますし(しかも最低1時間でも借用できれば実現できますから)、回覧板の仕組みは各町内会で機能していると思っておりますので、実質的に各町内会様側でのご負担は従来の枠組みにて対応可能、そして当職が出張し資料も全て持参して無料で説明会をさせていただく・・・ご参加者の町内会の会員様への個別の営業は事後ご依頼が無い限り当事務所からは致しませんので、要するに無料で近所の町内会館で遺言書説明会の話を聞かれて、なるほどそういうことか、で、その時点ではノーアクションであっても、なんらご負担は生じない、ということになります。

もちろん、説明会後、個別にご相談(業務ご依頼)をいただきます際は、当事務所所定の報酬は頂戴いたします。

ですが、それも当事務所に自発的にアクセスいただいた場合は、ということですので、それ以上、何か制約を設けることは致しません(無料で聞いたなら、何か業務依頼をしてください、みたいな、タダほど高いものは無い式の営みは、当事務所では行いたくありませんので)。

さて、この循環が上手くいくのかどうか・・・それは現時点未知数です。

今のところ、当職が肌感覚で得ているイメージとしては、遺言書作成(基本的には高齢者とイメージいたします)に関しては、八景や文庫にある士業事務所にまで出向くのは大変だという方々がいらっしゃいますので(それこそ、後期高齢者になる前の方であれば特段支障が無いことであっても、デイサービスを送迎車両により利用するぐらいの方になると、正直大変なことだ、ということになります)、そこを、士業側から出前サービスをするということについては、やっぱり必要とされる方もお出でだということになろうかと考えております。

そこを当職はお客様に喜んでいただこうと思っている次第でございます。

幸いにして?当職の場合は400ccのバイクで移動することも簡単ですので(雨天や積雪時以外は)、急な坂道を経由してのお客様御宅であっても、年間を通じてフットワーク良くお伺いすることもできますし、ご訪問先での駐車につきましても、法令に従って対応したとしても、それほど難易度が高いものではないと思っております(これが自家用車ですと、やっぱり無余地や法定駐車禁止場所など、条件面で厳しくなります)。

といったところで、当事務所の企業秘密を上記にあっさりと書いてしまいましたが、何事も試行錯誤と挑戦だと思っておりますので、もしも宜しければ、当事務所の無料説明会サービスもご利用いただければと存じます。

お問い合わせはこちら↓からお願いいたします。

ありがとうございました。