当事務所では、全ページにおいて投稿内容に関する「おことわり」を記載しておりますが、とりわけ、他者への批評等を行うわけではない旨表明しているわけですけれども、今回は、このような記事をたまたま読んでの個人的な感想を記載したいと思います。
エンジニアのうち、ソフトウェアエンジニア(いわゆるプログラマ)については、学校が理系でした、文系でしたによらず、誰でも就職できる可能性があるようには思っています。
今のプログラミング言語は、もう、20世紀のアセンブラと高級言語という区分を行うことすらナンセンスであると思われるほどに、高級言語しか残存していない、としか言いようがないように思っています。
それでも、やっぱりアセンブラが活躍する場合もあるんですが・・・詳述することは止めておきます。
高級言語の場合は、もはや、ソフトウェアプラットフォーム(オペレーティングシステム)と、その下層に位置づけられるハードウェアとは切り離されていると言った方が正しいように思います。
つまり、電気回路、電子回路を一切知らなくて、情報理論からスタートして高級言語だけ学んでも、おそらくソフトウェアエンジニアにはなれますよ、ということです。
そして、記事の中にあるプログラミングスクールについてなのですが、正直言ってしまうと、そんなところに通わないといけないと思っている時点で、なんで???という気が当職はしたりしますが・・・まぁ、記事では回答形式をとっていますが、本当にそんな質問が来るのかどうかさえ、わかりませんけれども・・・。
何を言いたのかというと、今日日、例えば、Androidスマートフォン上でアプリを作成して、その過程で基本的なプログラミング構文を学べば、ある程度は実戦で役立つのではないか、ということを申し上げたいということになります。
好きこそものの上手なれ、ですね。
もちろん、実戦ではゲームアプリのようなものではなくて、業務用アプリ開発の方が主軸だと思いますから、画面系の命令セットよりも、もっと別の視点(例えば、データベースアクセス系とか)での命令セットを勉強する必要は出てくるのでしょうが、そういったものは、その時勉強すればいいんじゃないの?と思う程度の話です。
なぜわたくしがこんな投稿を書いているのかと言いますと、これって、法律方面にも同じことが言えるのではないか、と思っているからです。
SNS上でも独学で法律系資格(いわゆる士業資格)取得を目指している方もおられます。
もちろん、ごくごく一般論としては資格予備校に通った方が資格取得への近道なのかもしれませんが、まぁ、いろいろなご事情があることとは思います。
法律系資格の場合は、結局、その法律に関する解説を耳学問で勉強するのが好き、という方が実際に資格予備校に通って勉強することとなり、最終的には、独学や通学問わず、過去問を繰り返し自習するという点においては、差異は無いように理解しています。
あるいは語学学校とかもそうなのかもしれません。
今のインターネット時代であれば、語学学校に通わずして外国語習得はある程度可能なのではないでしょうか?
文法的なところは本を使って体系的な学習をすることが良いかもしれませんが、実際にコミュニケーションできてナンボ、あるいは文献等を読めてナンボと思っていますので、そういった意味であれば、インターネット上に膨大無尽蔵にあるコンテンツを介して実戦で学べば、相当レベルの習得はできるものなのではないでしょうか。
もちろん、語学の場合ですと、例えば、通訳者のレベルに至るまでともなれば、資格取得などの要素も入ってくるのかもしれませんが・・・。
あと、一般的な知識や、それこそ日本語の表現の勉強も必要になるのかもしれませんね。
それから、マインドでしょうか・・・ここのあたりは、母国語レベルで両言語を知っている人に感心されるような通訳業務ができないと、何だこの通訳者と言われてしまいますので、そういった意味では辛辣なレベル感を要求されるものなのかもしれません。
といったところで、ちょっと脈絡がなくなってきましたが、ホント、やりたければ、できるところから勉強していけばいいのではないか、特にソフトウェアの勉強なんて、正直、直ぐにでも始められますから、スクールにお金をかける資金があるのであれば、パソコンとスマホを買って自分でプログラムを組んで感動するところから始めればよいのでは?と思った次第です。
それから、ある程度、プログラミング体系がわかってくれば、「こんなことできないかな、やりたいな・・・」と思ってネット検索すると、だいたいのところ、命令セットを説明しているサイトページがヒットしますので、そういった形で知識補強すればいいのではないかと思っています。
これって、実は、法律の勉強も、語学の勉強にも、ある程度通じる点があるようには思ったりもします。
ちょっと、その道を究めている方からすると、何を偉そうに・・・と言われてしまうかもしれませんが、少しだけ記事に釣られてみました。(笑)
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ありがとうございました。