お客様の声(その1)、ありがとうございます!

先日、遺言公正証書の作成支援業務をご依頼いただきましたお客様より、お褒めのお言葉のアンケート回答を頂戴して、当事務所としても大変うれしく思っております・・・、本当にありがとうございます。

わたくしにしてみますと、本当にお客様目線で、このように対応をしてもらえると士業従事者に信頼を寄せられるかな?!・・・という視点で、細かい点を含めて点検と発案を重ね、あらゆる局面で対応をさせていただきました。

その当事務所の姿勢を、お客様に率直にご評価いただけて、素直に喜んでおります。

もったいないお褒めのお言葉・・・わたくしには身に余る光栄でございます、誠にありがとうございました。

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わたくしといたしましては、自分自身が顧客の立場にて、これまで士業と名の付く方々に業務を依頼したことがありますが(単発の依頼ではなく、例えば、大きな取引スキームの中に組み込まれている士業者への依頼も依頼として含めております)、正直申し上げて、士業者の多くは「いろいろ観点で顧客であるわたくし側への説明が足りないかな・・・?!」というような印象を禁じえませんでした。

その説明とは、主に下記5点ございます。

①その業務料金が、どういった算定根拠により成り立っているのですか?

②依頼業務は、どういったストーリー(個々の展開、着地点、時期感)でご対応いただけるのでしょうか?

③預かり資料に対して何が成果物になるのでしょうか?(返却不可の書類は何ですか?)

作業経過(進捗報告)はどういったタイミングで実施いただけるのでしょうか?

⑤そもそも論で、この手続きは法律的にどういった意義があって、なぜ手続きしなければならないのでしょうか?(手続きした方が良い理由も知って判断したい・・・ただ単に「お客様はこうしてください(例:ハンコを押してください)」ではなくて)

・・・。

・・・。

・・・。

正直申し上げて、わたくしが複業で行っている勤務先ですと、当然に、業務委託先会社より上述のような委託業務に関する説明は詳細に受けます。

それが、個人相手だから?(しかも金額感は会社での発注規模に比べれは極端に少ない・・・、あるいは、どうせ素人なんだろ?)、それとも法律事務委任業務だから?(例えば、登記であれば我々は登記完了書類を提供すればそれだけでいいじゃんってことなのか、さもなくば、それは法定作業だから国民はあらかじめ手続き内容等を知っているべきだから士業からはいちいち説明しない・・・という思想なのか?)、などなど、今思い返しますと「当時は」不満を感じる部分もございました、正直言って・・・。

さすがに、服装態度が社会人らしくないかなとか、言葉遣いの悪い(いわゆるタメ口と言われるような語調も含む)ような士業者にはあたりませんでしたが・・・。

そして士業者なので、当然に、委任業務は完璧に遂行いただいております(そこは明言いたしますし、大変感謝はしています)。

さりながら、確か、納税の申告書だけ送って寄こしてきた士業もいましたね。(笑)

要するにハンコをついて返送してくださいね・・・、ということです。(笑)

多少の程度の差はありましたが・・・、まぁ、全般こんな調子です。

皆様(それから士業の方々)、何万円も支払うような手続きや商品購入を依頼したとして、普通に説明が欲しいのにね・・・、なんて思ったことありませんか?

医師でさえ、インフォームドコンセントを行う時代なんですよ・・・ただ単純に虫歯治療で歯医者に行った時でさえ・・・。

そこの辺りの感覚の差が、わたくしは非常に士業者への・・・ここではこれ以上は書きませんが、わたくしの抱いていた士業者に対する何となく形容しがたい違和感でございます。

もちろん、何千円程度であれば、さすがにそこまでは要求しないかも、ですね(まぁ、まず、特に要求されない方がほとんどだとは思います)。

数百円の文房具を買うのに、アレコレ店員さんに質問してというのも、まぁ、例え話ではありますが、一般的な光景ではないとは思います。

でも、法律手続きって、その人の人生に少なからず影響を与えるわけですね。

(士業者の方、そういった顧客目線はお持ちでしたか?)

・・・ということで、士業者の方々、そうとう偉そうに言って申し訳ありません(が、その感想は顧客としての経験を述べただけですので、悪しからずご容赦ください・・・)ということではありますが、そこを、当事務所は、ごく普通の会社員(しかも、個人や法人のお客様対応が会社として営んでいる事業に含まれる会社)として当然に必要だと思われる対応をさせていただこうと思っております・・・、ということでございました。

個人事務所ですので、このような、事業主の目指す理想像に沿った形の対応を実現していきたい、という意味では、大手様や経験豊富な事務所様よりは、かなり小回りが利くのかな、と思っております。

(換言すれば、開業間もないので、要するに業務繁忙ではない事務所なので、そこまでのケアができるんでしょ・・・、という言い方もあるのかもわかりません。もし士業者の方がそう思ったのであれば、それは確かに一理あるとは思います。)

とにかく、難しい法律概念はかみ砕いて誰にでもわかりやすく(最低限、例え話の世界での説明となったとしても、要旨をご理解いただける程度には平易な表現で)、そして、できるだけブラックボックスは作らずにすべての事項について法的根拠も含めてご説明させていただきたい・・・、依頼者様には、これを決めるということは法律的にどういった意味を選択することとなるのかも、少なくとも要旨だけでも理解してもらって納得感を持ちつつ決めていただく・・・そういったあたりを目指してお客様対応をさせていただきたいと当事務所では思っております。

となりますと、正直言って、それなりに準備時間(=持参してお客様にお渡しをする資料)を必要とする関係上、最終的には、そのような準備に要する作業部分についても費用をいただく形にはなりますので、いわゆる最安価格事務所の類ではないかもしれません。

こちらの記事をご覧いただいているお客様(現在検討中)におかれましては、もし「とにかく1円でも安く手続きしたい・・・」ということでしたら、他事務所と価格比較(それからご対応等その他の部分も含め総合的に判断)をされて、当事務所ではなく、他の事務所様にご依頼されるのも一手だとは思います。

かといって、当事務所の報酬金額設定が、他所より正直高いですよ、というようには思ってはおりません。

あくまでも主観の範囲ではありますが、標準偏差の範囲内かなとは思っています。

ここで強調させていただきたいのは、法律とは、あらゆる局面を想定して、それなりに選択肢に幅を持たせた規定になっている部分や、選択肢を複数許容している部分も、正直ございます。

よって、当職より諸選択肢とその予想される効果、そして当職の考えるベストな方向性をご提案して、それを十分ご納得いただいてからお客様にご選択(ご判断)いただき、そのあとは、士業者としてスピーディに、かつお客様の最もご都合の宜しい時間に面談をさせていただくのか・・・などが、わたくしの考える士業事務所の価値なのかなと思っております。

比較として適切なのかはわかりませんが、例えば、神奈川県在住の方が北海道方面への旅行を漠然とお考えのお客様がいらっしゃったとします。

旅行時期や日数、それから、どなたといらっしゃるか(全員健脚でアクティブな旅行がお好みなのか、あるいは、移動も含めて多少ゆったりスケジュールの方が良いのか)、宿や食事の希望などなど、あらゆる要素を組み合わせて、経験値、それからその選択をした場合の想定状況をお客様にご提案をして、それでご満足いただく旅行を楽しんでもらう・・・、それがある意味、旅のプロに依頼するオーダーメイド旅行の楽しさであり、これを提供する旅行業者側の担当者の腕の見せ所・・・、といったような要素があると思います。

(それゆえ、やらされ仕事のような担当者にあたるか、やる気と経験がいっぱいの担当者にあたるかで、旅の思い出と満足度という観点で言えば、結構な差分になる可能性もあるってわけですね。)

これを同じように、例えば、ある遺言公正証書を作成されたいというお客様がいらっしゃったとして、そのお客様のご年齢や家族構成、それから、家族関係(仲が良いのか、そこまででもないのか)、また資産関係、そして、一番メインのどなたに何を遺したいのか、などといったご希望などを様々お伺いして、現状最適と思われるプランを(可能な限り複数)ご提案して、詳細について逐一ご説明を差し上げたうえでご判断いただき、業務を受任する・・・というのが、当事務所の大切にしたい方向性であり、今後更に高品質化を目指して参りたい方向性なのかな・・・このように思っているところでございます。

もしよろしければ、当事務所チラシをお持ちの方は、最初の無料枠だけでも、皆様からご縁をいただくという意味で大変に感謝いたします、という点を起点にして当職は受け止めますので、お気軽に当事務所に面談のご連絡をいただけますと大変うれしく思います。

お問い合わせはこちら↓からお願いいたします。

ありがとうございました。